塗装工程



ここでは、大きく分けて4工程に分類される。

 洗浄・前処理


 溶接工程を経たボディはホコリの洗浄と、脱脂が行われ、防錆処理が施される。
工場設立当時、高根沢のような薬剤プール内でボディを回転させたり、
複数のプールで工程を進める設備は世界でもまだ最新のものでした。
 

 シーリング工程


 パネルの継ぎ目や、主に車体下部にて、シーリング剤を用いた防水処理が行われます。
この工程も形状が複雑な車種が多い為、手作業によって進められます。


 塗装工程


 ロボットと熟練クラフトマンによって、形状によらず、均一な塗装膜が作り出されます。
ロボットはただ均一に吹き付け量で面を塗装できますが、複雑な形状や、エッジ部分など、
確認しながら塗装が必要な工程はやはり「人の目」「人の手」で一台ずつ仕上げられていきます。
ライン内は温度、湿度が一定に管理され、静電気による埃の付着防止のために、スノコ状の床下には
水が張られています。
また、NSX専用の設備であったため、プレミアム塗装の4コート、4ベークトの可能な設備を備えていました。


 検査工程


 最終塗装の工程の後、目視によって厳しい検査が行われます。この工程で不具合があった場合は、
直ぐに前の工程へ戻され「やり直し」となります。通常の工場では不良としてラインから外されるのですが、
少量生産工場だからこそ可能なリカバリーであるといえるでしょう。


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